こんにちわ、タカシです。
ミニマリスト目指していたけどやってみて後悔した、なんて話をよく聞きます。
物を減らせばいいと考えて必要以上に断捨離をした結果、不都合が生じる、またはあったら便利なのはわかるけどミニマリストだから買えない、なんて本末転倒な話も多いですよね。
そうならないように、私がどのようにして物を減らしたり、購入したりしているか、その思考法を解説していきたいと思います。
朝の支度編 モーニングルーティンから問題点を探す
朝、8時には家を出なければいけないのにいつも2度寝をしてしまい目が覚めるのは7時30分。
いつもの準備をするのに1時間はかかる。
急いで顔を洗い、歯を磨き、着替えを行う。朝ごはんは食べる時間がないから抜いていこう
昨日、遊びに出かけるときに普段使ってる鞄から小さい鞄に荷物移しちゃった。いつも何入れてたっけな?
カバンの中身、移し替えたけど忘れ物してるかも?今日、雨降るかな。傘必要かも?
急いだけど間に合いそうもない、タクシーor高速道路使って急いで向かおう
問題になっていることを見極める
・2度寝をしてしまうって事は睡眠時間が足りてない可能性がある
・普段の準備が1時間もかかるのは何故だろう?
・カバンの中身、出し入れしたけど忘れ物をする可能性はあるのか?
具体的な仮説を立てる
睡眠不足の可能性
眠る時間が平均的に足りていないというのであればスッキリ7時に起きるために必要な睡眠時間を確保する。
睡眠時間を削る原因はどこにあるか
寝る前にスマホをいじっている。眠る直前に入浴をしている。運動不足で疲労が少ない可能性がある。
『今の職場に来て肉体労働が減り、疲労度が大幅に減少している。その為、体を疲れさせてあげるとしっかりとした睡眠がとることができるかもしれない』
朝の準備に1時間かかる
何をするのに時間がかかっているのかを把握する必要がある。
服を選ぶのに悩んでいる可能性。化粧や髪型のセットに時間がかかる?荷物の整理?普段食べている朝ごはんの準備に時間がかかってる?
何を着ようかで迷い、どこにあるのか探すのに一番時間がかかっている。迷わずに着替える事ができれば準備の時間は減らせそうだ
『朝の着替えの時間を短縮するために私服の固定化、制服化をする事で時間の短縮を図る事ができるかも』
普段から使う荷物の出し入れをしている
通勤で使う定期や筆箱や手帳を小さい鞄に移してしまった。朝、移し替えたけど元々何が入っていたか分からない。その為、持ち物の確認に時間がかかっている。
『普段から使うものを固定し入れ替えはしない。仕事もプライベートも同じカバンを使い荷物の移動をしなくてもいいようにすれば準備の手間が減るかもしれない。』
目標を決定する
・『運動強度低下を防ぐために、一日30分の筋トレ、ストレッチの時間を作る』
・着替えにかける時間を設定する
『朝の着替えにかける時間は5分以内で終わらせる。』
・小さいカバンと大きなカバンを併用していたが大きなカバンに統一する。持ち運ぶ荷物の量を決め、負担のない重さにし、プライベートでもビジネスシーンでも使えるようなデザインのものに買い替える
『ある程度の容量があり丈夫で悪天候時でも気にしないで使えるアウトドアブランドの物を選ぶ、シーンを選ばずに使える黒のシンプルな両手が空くバックパックを使ってみる』
継続する仕組みを作る
・シャワーを浴びる前の30分は好きなユーチューバーの筋トレ・ストレッチ動画を見ながら一緒にやると決める。
ひと汗かいてからシャワーに行けばより気持ち良いと体に意識させる
・どんなシーンでも使えるシンプルなデザインの服を選ぶ。
服の総量が多いと何を着るか目移りしてしまう。また、どこにしまってあるか一目でわかるようにクローゼットの中にかけておける量で管理をする。
・どこに持っていってもおかしいと思われないデザインのものを選ぶ。シンプルであり華美ではないもの。シチュエーションや環境に左右されにくいものを選ぶ。
毎日持ち運ぶものなので重さを感じにくく、安全に使えるものを選択する。
評価してみる
筋トレ・ストレッチを1ヶ月続けてみた結果、睡眠の質に向上はあったか?
しっかり眠れるようになった場合はその方法があっていた証拠です。
しかし、あまり向上が見られなかった場合はさらに仮説をたて実行していく必要があります。
再度、仮説を立てるに戻り考えていきます。
・運動強度は30分で足りていたのか?
・そもそも疲労度が睡眠不足の原因だったのか?
朝の着替えにかかる時間を5分以内に短縮できていたのか
悩まずに毎日の着替えを行えていれば成功です。
出来なければ再度仮説を立てていく。
所持している服の把握はできていたか
寒暖の差により中間着に悩むことが多かった?
服の総量が少なすぎて洗濯頻度が高く、乾燥機から出す事が多くなり時間がかかっていた
バックパックを使うことでカバンの統一を図る事ができたか
1ヶ月間、カバンの中身の入れ替えをしないで済んでいれば成功です。
プライベートではPCは持ち運ばない、などの決まったものの出し入れはあれど頻回に固定で持ち運んでいるものを出し入れする事なく何が入っているか、カバンを変えたことで忘れ物をすることがなくなったか、を確認する。
行動や習慣をミニマルにすることで生活を改善していく
仮説を立てる、目標を立てる、継続する、評価する。
このサイクルを回すことで自身の生活にある無駄なことや手間、煩わしさ理解でき徐々に解消されていく、ということは伝わりましたでしょうか?
仮説を立てる段階で、達成するために必要なものや不必要なものが浮き彫りになるかと思います。
この仮説を立てずに断捨離を開始してしまったり新たなものを購入してしまうと必要なのに捨ててしまった、実はなくても困らないものを購入してしまった、ということになりかねません。
このブログを読んでくれている方はミニマリストになりたい。興味がある、という方がほとんどだと思います。
ということは、物が多いことに辟易している、思考をスッキリとさせシンプルに生きていきたい、と思っている方たちだと思います。
その原因となっているものをはっきりとさせ、しっかりとした仮説を立てることで具体的な目標、明瞭な評価が出来ると思っています。
今回はモーニングルーティンを例に解説をさせていただきました。
起きてから何をするのか、何に重点を置いて生活をしているかは個人によって大きく差があります。
その人にとって優先度の高いもの、幸せだと感じられるもの、そこに至るためのプロセスを簡略、最小にすること。
それがミニマリスト的思考だと思います。
ただ捨てる、ただ我慢するでは幸せになる事はありません。
捨てる、購入する、どちらの時にも期待する効果があるはずです。
その為の道筋の立て方をなるべく伝わりやすいように書いてみました。
仮説を立てるときに、『何があったらうまくいくか』『これがなくなったらどうなるか』その予測を具体的に立て実行できる範囲での目標を立てること。
物や時間に縛られない、余裕のある生活を目指していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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