この2つは絶対にやるべき
ふるさと納税
ふるさと納税は誰であろうが行なった方がいいと思う節税方法です。
実質的にデメリットがなく節税をしながら各自治体の特産品などを受け取れる非常に楽しみながら行える方法となっています。
楽天市場を使えば実費でかかる2000円をポイント還元でそれ以上に受け取れる方法もあり非常にお勧めな節税です。
派遣ナースのように住民税が特別徴収でない場合、自身で払い込む必要が出てきます。
その払い込む税金が安くなる、というのは額面以上に嬉しいものがあります
特別徴収ってなに?って方はこちらの記事もどうぞ
注意として、特産品の受け取りが現住所であること、配送時期が選べない、という点があります。
私は、現住所を実家に固定し派遣を行なっている・冷凍保存が可能なものをメインに頼んでいる
私が地方にいる時に届いた場合、家族が住んでいますのでなるべく冷凍保存で取っておいてもらい実家に戻った時に食べられるようにしています。
お米などは宅急便で送ってもらうこともできるのでなま物以外のものや賞味期限の長いもの、保存の効くものを選ぶのもお勧めです。
私が今年、注文したふるさと納税はこちら
積み立てNISA
積み立てNISAもやらないなんて選択肢はない、と思うくらいお勧めな節税方法です。
積立NISA自体にはiDeCoのように支払った分に対する節税効果、控除はありませんが積み立てた金額(投資した金額)に対し価値が上がれば上がった分だけ売却したときに利益が出る、また積み立てた金額に対し配当金が出ると言った投資方法になります。
通常であれば投資で利益が出た場合、その利益に対し一定の税金がかかりますが、積立NISAの場合はその利益に対し税金がかかることはありません。
そして年間40万円を上限に積立を行い最長で20年間の積立、保有をすることが可能となっています。
毎月一定額の貯金をしていても利率など雀の涙ほどもありません。
100万円貯金して年間1円とかその程度です。
積立NISAにもリスクがないわけではありませんが様々な証券会社から積立NISA向けの商品が出ています。
毎月一定金額をコンスタントに積み立てていくことで10年後、20年後に大きな利益につながる
その利益に対して税金がかかることなく受け取れる
銀行に預けておくより、有意義なお金の運用方法です。
積立は途中で売却できる
こちらはお金を育てる、と言った観点からはお勧めできませんがiDeCoと違い途中で購入した商品を売却し現金に戻すことも可能です。
有事の際に、貯金を下ろすよりは手間がかかりますが中断することも可能です。
しかし積立NISAという名前の通り積み立てて長期的に運用していくことで最大限に恩恵を享受できる制度ですので途中で中断してしまうのはもったいないです。
ですが、最悪の場合やめることができる、というのも覚えておくと安心の一つの材料になるかもしれません。
また、ふるさと納税を楽天市場で行い、積立NISAを楽天証券で購入、支払いを楽天銀行にすることでさらに恩恵を受けることも可能です。
私も今年から積立NISAを始め毎月の状況をタイムリーに報告していくつもりですので運用の参考になるかは分かりませんが一例として見てもらえたら嬉しいです。
派遣ナースにはあまりお勧めできない節税術
上記以外に有名な節税術として
- 保険料控除
- iDeCo
- 住宅ローン控除
がありますがこちらは派遣ナースとして働いているうちは効果の薄い、または手間のかかる節税に方法になります。
保険料控除
地震保険控除
地震保険とは損害保険の一種。火災保険とセットでなければ加入できません
派遣で働くと持家を持つことは中々難しいと思います。
常勤正社員として、持家を購入し災害に備える必要が出てきたら加入するメリットがあるかもしれませんが派遣ナースとしては必要ないかな、と考えています。
生命保険料控除
民間の生命保険に加入し、自身で備えたた人に自助努力した分、ある程度税金を軽減しようというもの
医療費控除の仕組みを知っていれば生命保険控除は必要ない?
医療費控除とは、自身や家族が病気やケガなどで長期的な治療を受けている場合、家計に対する医療費の負担は相当なものになります。こうした負担を軽減するために、年間で一定額以上の医療費を支払っている場合、医療費控除を受けることができます。
『医療費控除』と『高額療養費』の違い
医療費控除は確定申告の際に税務署に提出するもので、1年間で一定額以上の医療費を支払った場合に申告すると所得税などが控除される仕組みです。
多くの場合が10万円を超えた場合になります。
高額療養費は加入先の医療保険保険者(健康保険を発行しているところ)に申請を出します
1ヶ月間(月初から月末)で一定の金額を(自己負担限度額)以上の医療費を払った場合に自己負担額を超えた分が健康保険から支給されるものです。
所得に応じた自己負担限度額があります。
以上の制度を考えると、一定金額以上の医療費に対して、様々な控除が用意されていることがわかります。
派遣社員でも健康保険証は持っていますしもちろんこの制度が利用できます。
働き盛りの時にいつするか分からない怪我や病気に保険料を支払い続け備えるより、いざと言う時はこのような制度を活用し、掛け捨てで行っている保険料の支払いを投資に回し、お金を増やす仕組み作りに回す方が有意義と考えています
病院で働いている方は特に福利厚生で受診料の割引があったりしますので保険料を毎月払い込むよりしっかりと投資を行い、貯蓄を増やすことで怪我や病気に備える方が効率的に資産形成できるのではないでしょうか
介護医療保険料
公的な介護医療保険は現物支給ですが民間の介護医療保険は現金給付です。
介護医療保険から保険金が支払われるには、被保険者が要介護状態になったときに支払われます
保険会社の独自の基準で支払いの基準がありますので注意が必要です。
こちらの制度も同様です。こちらにお金を掛け捨てていくのであればしっかりろ貯蓄、投資に回し『その時』に備えるようにまずはお金を育てる方を優先する方がいいと思っています。
以上の点から、保険料控除での節税は派遣ナースには効果が薄いというわけです
iDeCo
派遣ナースにiDeCoがお勧めできない理由
60歳まで解約することができない
iDeCo自体は節税効果は高く悪くない投資先ではあるのですが資金拘束が非常にきつい、というのが私の意見です。
結婚・出産・マイカー購入などでお金が必要になっても下ろすことができません。
いざというときにお金が拘束されてしまっていても大丈夫なくらい潤沢な貯金があればいいかもしれませんがお金を増やしている途中の方にはiDeCoを継続して維持することも大変な負担になる、と思っています。
転職をした際に手続きが面倒
派遣ナースとして働いていると一つの派遣会社だけでは仕事が見つからない、なんてことはざらにあります。
一年間、スーパーナースで働いたけど次に行きたい場所がナースパワーにしかなかった、なんて事も十分にあるわけです。
派遣会社を変える(転職をする)場合、iDeCoの脱退手続きや移管手続きをしなければいけません。
派遣勤務中に現住所を実家などに固定している場合、手続きのたびに取りに行き対応しなければなりません。
自宅から狭い範囲のみで派遣を行なっていればいいのですが、私のように『行きたい場所』『高時給を求めて』など広範囲にわたって移動する場合は現実的ではありません。
以上2点により派遣ナースではiDeCoをお勧めしない理由となります。
住宅控除
言わずもがな、住宅をローンで購入した場合にその費用の一部を控除する制度です。
お勧めしない理由は『持家を買う予定がないから』です
派遣ナースとして、と考えた時には説明は必要ないですよね
まとめ
以上が私がお勧めする、お勧めできない節税方法になります。
節税の仕組みなど学校では教えてくれませんし、自身で申請しないといけない制度が多いです
知らないだけで今までずっと損をしてきている人も多いと思います。
たた手続きをするだけで、今まで払ってきたものを見直すだけでお得になる制度はたくさんあります。
専門家ではないので詳しく説明できていない部分もありますがこの記事を見てご自身に当てはまるかも、と思った方は詳しく調べてみてください。
この記事があなたのより良い生活の一助になれたらと思います。
ありがとうございました。
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